ビジネスの会計を難しくしている原因

ビジネスの会計を難しくしている原因

そんなに儲かってるっけ?そんなに儲かってないっけ? 利益は出てると言われるのだが実感がない、というビジネスオーナーもいるでしょう。気持ちはよーく分かります。このビジネスの会計を難しくしているのは お金の増減と利益が一致しないから です。 利益というのはProfit & Loss(損益計算書)というのに載ります。収入から費用を引いたものです。さてこの収入と費用ですが、 必ずしもお金が入ってくることではありません。費用も必ずしもお金が出ていくことではありません。 例えを出すとすぐに分かります。 現金と利益がずれる例 例えば、...
ABNとタックスリターン – 個人事業主 フリーランス Uberの税金

ABNとタックスリターン – 個人事業主 フリーランス Uberの税金

ABNで働く。ABNって何? ABNは個人事業主、フリーランスとしてビジネスを始める際や、副業でビジネスをする場合に必要です。ABNはAustralian Business Numberの略でオーストラリアで個人事業主、フリーランスとしてビジネスをする際に取得が義務付けられている番号です。今流行りのUber EatsやUber...
IT業界でも始まるTaxable Payments Annual Report申告

IT業界でも始まるTaxable Payments Annual Report申告

雇用(雇うこと)でスタッフ、従業員が働く場合はPAYGペイメントサマリー(旧グループサーティフィケイト)を発行し、ATOに報告します。今回の2019会計年度から一部の会社でPAYGペイメントサマリーはなくなり、来年2020会計年度からPAYGペイメントサマリーが長い歴史に幕を閉じ完全撤廃となります。 さて、これはSingle Touch Payrollのことですので今は置いておいて、ABNで働いてもらう場合やコントラクターに頼む場合もATOへの申告が必要となります。 Taxable Payments Annual Report...
タックスリターンでイマイチどうすればよいか分からない収入達

タックスリターンでイマイチどうすればよいか分からない収入達

実際お金が入ってきてる、お金のやり取りをしているけれども、タックスリターンで税金上どうすればよいか分からない収入があります。この中にはビジネスとして取り扱う収益活動やそうではない収益活動など、申告方法は違えど申告対象となる収入があります。...
キャッシュジョブ – あなたの不正は本当に意味があるのか、働く方も不法労働者

キャッシュジョブ – あなたの不正は本当に意味があるのか、働く方も不法労働者

日豪プレスで反響の大きかった記事の加筆版です。 本来こんな言葉があること自体がおかしい“キャッシュジョブ” オーストラリアで一度は聞く”キャッシュジョブ”。最近は特に素人がブログなどで使うので、広まってきた言葉です。現金で給料を払って、働いていなかったことにするのが通称”キャッシュジョブ”です。違法賃金で人件費を抑えようとするビジネスがあることをご存知の方も多いでしょう。ひどいところだと時給10ドルや12ドルなどというところも。こういうビジネスでFair...
ビジネスネームとは何なのか – オーストラリアのビジネスネーム

ビジネスネームとは何なのか – オーストラリアのビジネスネーム

ビジネスネームという言葉を聞いたことがある方もいると思いますし、今からビジネスを始めようと思っているがビジネスネームって何なんだろう?、自分には必要なのだろうか?、とお思いの方もいらっしゃると思います。 ビジネスネームというのは、 オーストラリアでビジネスをする際に個人事業主(Sole Trader)なら自分の名前、会社(Company)なら会社名以外の名前で営業する際に必要となるもの です。 ビジネスネームを取ったからといって、何か権利が与えられるわけでもなければ、責任が変わるわけでもありません。ただの義務です。 簡単に言うと、...
経営者になろう – あなたはもう職人でも、従業員でもない

経営者になろう – あなたはもう職人でも、従業員でもない

タイトルからビジネスを始めよう、という趣旨かと思われるかもしれませんが、ちょっと中身が違います。 あなたの職業は経営者である 何か雇われて仕事をしていて独立する方も多いと思います。例えば、レストランで働いていて、自分でレストランやテイクアウェイショップを開く、ウェブデザイナーで働いていて独立する、お土産屋で働いていて、お店を開く、車の修理工場で働いていて、自分で修理工場を開く、弁護士事務所で働いていて、自分の事務所を開くなどです。 この際に注意すべきことは、...
タックスリターンの経費を別の角度から見てみよう – 経費計上の根幹はここにある

タックスリターンの経費を別の角度から見てみよう – 経費計上の根幹はここにある

タックスリターンでどんなものが経費になるのだろう、と思っている方は多いと思います。 まず、経費というのは 課税(税金のかかる)収入に”ぶつける” が一番大切な原則です。 経費というのは、これはOK、ダメというのもあるのですが、多くは原則グレーです。つまり白か黒は簡単に決められません。これは税金というのは税”法”という法から来ているからです。 何が経費となるかよりも、どのような状況、何のためにという”大義名分”が大きな要素...
オーストラリアで起業 ビジネス – 実はオーストラリアにいる時点で有利な立場に立っている

オーストラリアで起業 ビジネス – 実はオーストラリアにいる時点で有利な立場に立っている

ビジネスにおいて、差別化は大きな要素の一つ です。マーケティングについてはクライアント様からのコンサルティング依頼や機会があればお伝えしますが、 差別化というのはサービス、商品、価格、顧客対応力、スピードなどで他のサービス、お店と差を付け、お客様を呼び込むというマーケティング戦略の一つです。 日本に行った際に優れた商品、サービスと出会うのは、日本はオーストラリアより競争の厳しい業界が多いため差別化を図らないとやっていけないからです。 これはまたの機会にして、...
年収は全て自分のお金ではない – 新庄剛志氏がハマった税金の罠

年収は全て自分のお金ではない – 新庄剛志氏がハマった税金の罠

元阪神タイガースの新庄剛志氏が昔、年俸がいきなり2,200万円に跳ね上がった時に嬉しくてベンツを買ったと言います。この際、新庄選手は2,200万円もらえるのだから、2,000万円のベンツを買って、残り200万円で一年を過ごせば足りると考えたということです。その結果、お金が足りなくなり借金をしていたということです。 総収入と手取りの違いを考える 総収入、と税金を天引きされた後の手取りを考えてみましょう。これを分かっていないと、なんかお金がないなあ、とか今月払えない、などということが起こってしまいます。...
従業員を雇うビジネス必見 – シングルタッチペイロール(Single Touch Payroll)

従業員を雇うビジネス必見 – シングルタッチペイロール(Single Touch Payroll)

シングルタッチペイロール(Single Touch Payroll)とは何か シングルタッチペイロール(Single Touch Payroll)といい、ATOが 給料 スーパーアニュエーション 税金の天引き(源泉徴収) の報告を全てオンラインでリアルタイムに一括管理、雇用主は給料を全て会計ソフトを使いオンラインで報告しなくてはならなくなります。...
Xeroクラウド会計ソフト – 時間、手間削減、正しい記帳で節税効果

Xeroクラウド会計ソフト – 時間、手間削減、正しい記帳で節税効果

Ezy Tax Solutionsは日本人会計事務所では唯一の、会計ソフトXeroのゴールドパートナーです。Xeroはビジネスをやっている方だとご存じの方も多いとは思いますが、オーストラリア最大手の会計ソフト。また、MYOB、Quickbooksのパートナーでもあります。      来年7月からのシングルタッチペイロール(Single Touch...
Income Tax Instalment(予定納税)とは何か

Income Tax Instalment(予定納税)とは何か

タックスリターンでの追加納税分は払ったのに、突然ATOから支払い請求が来て、ビックリしたという方もいるのではないでしょうか。これはIncome Tax Instalment(予定納税)です。 Income Tax Instalment(予定納税)は前年度のタックスリターンで銀行利息、賃貸収入などの投資収入やABN、ビジネス収入などで追加納税となった方にATOが科すもので、次のタックスリターンの税金の前払いとなります。 このIncome Tax...

年度末 節税戦略

会計年度末です。 オーストラリアの会計年度は7月から6月までですが、6月中にすることによって節税となる対策を見ていきましょう。特にビジネス税務に関しては金額が大きいため、会計年度末である6月中の節税戦略はきわめて重要となります。 まずは個人です。個人の税務では多くはありませんが、以下となります。 近いうちに買う予定のある経費となるものを前倒しで購入する 募金をする 6月の給料分からスーパーアニュエーションへの追加積み立てを雇用者に依頼する 収入の少ない配偶者のスーパーアニュエーションに積み立てをする...
なぜ税理士によってタックスリターンの結果が違うのか?

なぜ税理士によってタックスリターンの結果が違うのか?

この税理士に持って行ったら返金がXXXドルだと言われたのに、こっちに持って行ったらXXXドルだった。このように税理士によってタックスリターンの結果が変わることがあります。返金が多くなった、少なくなったといったというように、結果がよくなる、悪くなるという両方の側面があります。 本来同じ税法を使うので、必ず結果は一緒になります。ただ、“法”ですので、白黒がないことがあります。 ただ、実際はそうでもありません。 理由としては、 税理士の無知、知識不足 経費計上のさじ加減 税法の解釈の違い 経費、家族構成や子供の数など、情報開示不足...
タックスリターン、ビジネスで税務会計士を選ぶ際は

タックスリターン、ビジネスで税務会計士を選ぶ際は

会計士にはいろいろな種類があります。会計士の中でも監査、会社の経理、財務部門、税務、倒産処理などいろいろな分野の会計士がいます。同じ氷の上を滑ってもアイスホッケー、フィギュアスケート、スピードスケート、カーリングなどがあるのと同じです。氷の上を滑るというのは同じですが、全く行っていること、フィールドが違います。 この税金に関しての税務を行うのがその内の一つの税務会計士、税理士(Tax Accountant)です。...
ビジネスも個人も、海外から買う場合の経費計上

ビジネスも個人も、海外から買う場合の経費計上

海外から買ったものものも当然、オーストラリアで買ったものと同じ原理原則で経費計上できます。 例えば、日本に行った際に買った文房具、パソコン、出張の食事、ホテル代などです。 オーストラリアドルへの両替はオーストラリアのクレジットカードで払い、明細にすでに豪ドル建て出ている場合はその金額、日本円で払った場合はATO Exchange Rateを使いましょう。 もちろん、レシートの保管はマストです。 日別、月別、年度末平均がありますが、経費計上額が多くなるものを使って構いません。 計算方法は 海外で買った通貨建ての金額 ÷ ATO...
Uber(タクシー)やる人、やっている人必見 – Uberに関わる税金

Uber(タクシー)やる人、やっている人必見 – Uberに関わる税金

最近在豪日本人やワーホリで行う人が増えてきたUber。 私もシドニーに行った際は利用しますが、都市部では利用する人も多いのではないでしょうか。 気軽に始められる反面、税金上は思いの外厄介です。 このUberはSharing Economyといい、Airbnbと共にATOの注視項目となっております。UberなどのSharing Economyは簡単に登録者の検索ができるので、摘発が容易です。Uber側もATOに情報提供します。 Uberの収入は ABNを取得 売上に関わらず、GST登録が必要 ABN収入としてタックスリターンで申告...
オーストラリアの税金の対象となる日本の収入

オーストラリアの税金の対象となる日本の収入

税法上の居住者は、日本も含め国外からの収入があれば、それを申告しなければなりません。 オーストラリアに住んでいる方のほとんどが税法上の居住者となります。 ATOの過去のProject DO ITキャンペーンでも分かる通り、ATOは海外収入に敏感です。Project DO ITキャンペーンは2014年にATOが行ったもので、 「海外収入があった人は~の期間内に正直に言えば罰金は免除してあげるよ」 というキャンペーンでした。ATOはTax Crime、脱税容疑とまで言っています。 永住権保持者、市民権保持者は、 日本のビジネス収入...
2018/2019Federal Budget(連邦予算案)発表

2018/2019Federal Budget(連邦予算案)発表

Photo by katemangostar / Freepik 5月8日に2018/2019のFederal Budget(連邦予算案)がありました。 このBudgetは毎年行われ、予算案や税制改革などを決めるものです。 日本の政治、財政にも興味なし、住んでいるオーストラリアの財政にも興味ないし、といった情けないことにならないようにしたいものです。 さて、今回のバジェットで決まったものの中で日本人の方に関わるもののみをピックアップしてみましょう。 日本語で我々庶民に関わるものだけをピックアップして解説したものは初でしょう。...